なぜ?今、デンタルエステなのか。

おそらく、そんな疑問をもたれた方が多いと思います。まったく新しいコンセプト、歯科医院で始めるデンタルエステのきっかけをお話したいと思います。

今まで、歯科医療に携わってきましたが、最近気になることがあります。
それは、年齢に関係なく、クチビルが乾燥して荒れている方が多いと言う事です。これは、お口の周囲を毎日診ている歯医者だけが感じることかもしれません。

私は日本抗加齢医学会※に発足当時から会員となり、講習会、学会等があれば、東京まで足を運び、拝聴してまいりました。
そのたびに、歯科医療を通じて、お口の中の健康はもちろんのこと、老化予防のために、何か皆様の為にお手伝いが出来ないかと考えておりました。

また現在、徳島大学歯学部の顎顔面形態学科に履修生として在籍しており、顔の周囲の皮膚、筋肉やリンパを中心に研究していますが、これらを鍛えることは、抗加齢医学にとって、とても重要なことであると実感していた時、日本抗加齢医学会で東京に行った際、超音波とはまったく異なる音響振動と超高輝度LEDの2つの最先端テクノロジーを搭載した、複合理学美容機器に出会いました。

この機器は皮膚や敏感なクチビルをもピーリングでき、皮膚のターンオーバーを促し、潤いを持たせるだけでなく、近赤外線や最近話題のLED照射により、しゃべったり、笑ったりするときに使うお口の周囲の表情筋を刺激でき、その表情筋を鍛えることにより、お顔の表情を豊かにし、またお顔のリフトアップの手助けをするという一石二鳥の美容機器でもあるのです。

この機械のピーリングは、微粒のダイヤモンド粉でお肌の表面を確実にムラなくピーリングしていきます。
皮膚科で行っているケミカルピーリングはダイヤモンドピーリングよりもより深くピーリングできますが、強い薬品を使用しますので人によっては一時的に肌が赤くなったり、かぶれたりします。
またエステサロンや市販のケミカルピーリング剤は万人向きで事故が起こらないような弱めの薬品を使用していますので、この機械ほど確実に深くピーリングはできません。

またこの機械の特徴は機械が主導権を持ち、人はアシストだということです。
つまり、手(手技)で行うエステは、人に頼るところが大きく、技術の差がかなりありますが、この機械のエステは人を選ばず、機械の操作と力加減を理解すれば、誰が施術しても技術の差はなく、必ず同じ効果が得られるという大きな利点があります。

抗加齢医学を学ぶ医療人として皆様のQOLの向上、健康的な笑顔。
またさらなる魅力を引き出すお手伝いが出来れば幸いです。

デンタルエステについて


※加齢に反して、どうしたら予防ができるかを、医療や美容などのあらゆる分野の方が参加して、研究発表する学会です。

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